皆さまはお彼岸のお墓参りはもう既にお済みでしょうか?
私は仕事柄と言うと言い訳になりますが、お彼岸のお墓参りまだ行けていません((+_+))
今日あたり、お墓まで行けないので実家に寄って仏壇に線香でもあげようかな・・・・
そんな私は皆さまはもうお気づきかと思います!!
お盆に引き続き!!この暑いのか寒いのかわからない季節ではありますが
今回のお彼岸・・・
青葉葬祭スタッフとしてご来園の皆さまへ「うちわ」の無料配布をさせていただいております!!
もらっていただく方々から「ありがとう」「意外に手に入らないから重宝するんだよ」「お盆にも貰ったよ」などありがたいお言葉と同時に「もう季節柄いらないんじゃない?」「今日寒いよ」とおっしゃる通りのお言葉も頂戴しながら配布をさせていただいております。 青葉園の彼岸花
話は変わりますが皆さまは「ぼたもち」と「おはぎ」の違いはご存知ですか?
「ぼたもち」と「おはぎ」基本的には同じものです。
違うのは食べる時期が違うだけなの皆さんご存知だと思います。
「ぼたもち」は漢字で『牡丹餅』、「おはぎ」は『お萩』と書きます。
これだけで知らなかった方はピンとくると思います。。
「ぼたもち」は牡丹の季節、春のお彼岸に食べるものの事で、あずきの粒をその季節に咲く牡丹に見立てたものなのです。
一方「おはぎ」は、萩の季節、秋のお彼岸に食べるものの事で、あずきの粒をその季節に咲く「萩」に見立てたものなのです。
では何故、牡丹の方にだけ[餅]が付いたのでしょうか。
その由来は「和漢三才図会」に「牡丹餅および萩の花は形、色をもってこれを名づく」とあり、牡丹餅が「ぼたもち」になり、萩は丁寧に言って「おはぎ」になったという説が一般的となっております。
では次に何故お彼岸の時に「ぼたもち」「おはぎ」をいただくようになったのでしょうか。
あずきの赤色には災難が身に降りかからないようにする「おまじない」の効果がある、と信じられており古くから邪気を払う食べ物として信仰し先祖の供養と結びついたのではないかと言われております。
また、仏教では彼岸は「彼の岸」として【悟りの境地】を言い、苦しみに満ちた※此岸(シガン)と対する言葉として使われています。
日本では祖霊崇拝の習慣と合わさった事により「ぼたもち」や「おはぎ」を捧げ先祖を慰め、自分自身の功徳(クドク)を積んでいました。
なので本当は自分たちで食べるものではなかった・・・ようです(*_*;モッタイナイ※此岸→この世。現世(ゲンセ)
また、「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、春彼岸は農作業が始まる前の時期であり、秋彼岸は収穫時期にあたります。
春には収穫をもたらす山の神などをお迎えする為「ぼたもち」を、秋は収穫を感謝しての「おはぎ」を作ったという説もあります。
ちなみにこの彼岸時に「ぼたもち」や「おはぎ」を食べる習慣が定着したのは江戸時代にさかのぼります。この時代にお彼岸や四十九日の忌明けに食べる風習が定着したようです。
「ぼたもち」「おはぎ」皆さんご存知の方もいらっしゃると思いますが、雑学のひとつとして是非知らない方がいたら教えてあげてください。
でも何故この話??と皆さんお思いでしょう・・・
何故なら私が「ぼたもち」「おはぎ」が好物だからです!!
すみません。だらだらと長文最後までお読みいただいた方、お付き合いいただき本当にありがとうございました。